健康を維持するためのサプリや薬はいつだって副作用が気になるもの。
最近話題のエクオールは、女性の更年期障害やアンチエイジングなどに大きな効果があると聞くけれど、それこそ副作用がないのか心配という声も少なくありません。
「エクオールを飲み続けると乳がんになる」なんて話もある様で、実際のところ気になる方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事ではエクオールと乳がんの関係性や乳がんのリスクなどについて解説していきます。
乳がんとエクオールの関係性を知りたい
乳がんが怖いからエクオールの摂取を迷っている
という方の参考になれば幸いです。
ちなみに、エクオール配合のサプリはたくさん出ていますが、その中でも特に婦人科の医者が推奨しているのが、こちらのキレイ・デ・エクオール。
厚生労働省が推奨している1日あたりの推奨摂取量10gが手軽に摂取できるエクオールサプリです。
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ただ、これは摂取してみないとわからないので、エクオールサプリの摂取を考えている方はまずは気軽に1ヶ月ほど試してみてください。
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日本人女性の乳がん発症率
日本人女性の乳がんに割合(罹患率)は、増加傾向にあり2013年時点では約14人に1人の割合で乳がんにかかるというデータだ出ています。
出典:https://jbcs.gr.jp/guidline/guideline/g4/g41100/
特に30代から増え始め、40~60代でピークを迎えているのがわかると思います。
また、乳がんで亡くなる女性は2013年には1万3000人を超え、2014年には1万3240人とさらに増加しています。
この増加傾向には食生活などの欧米化の進行が起因していると考えられています。
乳がん発症とエストロゲンの関係
乳がんが発症してしまう原因の60~70%は女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けていると言われています。
実際にエストロゲンは女性に必要不可欠なのですが、でも乳がんは悪性の乳腺細胞が異常に増殖したもので、女性ホルモンも長時間働くとこで乳がんを引き起こす可能性はあるのです。
乳がん細胞のなかには、エストロゲン受容体というものがあります。
このエストロゲン受容体にエストロゲンが結びつきがん細胞を増殖させてしまうのです。
この様にエストロゲンを乳がん細胞が取り込んで発症する乳がんを「ホルモン感受性乳がん」と言います。
そのため、乳がんになるのはエストロゲン受容体が増え、それにエストロゲンが多く結びついてしまうことが原因だと考えられています。
エストロゲンの過剰分泌が乳がん発症の原因かも
エストロゲンが乳がん細胞の中のエストロゲン受容体と結びつき、乳がん細胞を増殖させてしまうのはエストロゲンの過剰分泌が問題によるものです。
では、このエストロゲン過剰分泌とはどのようにして起こってしまうのでしょうか。
月に一度の生理の際、エストロゲンの分泌が増えます。
そのため、妊娠せずに生理の回数が増えればエストロゲンの分泌期間が長くなります。
エストロゲン分泌期間が長いというのも過剰分泌のひとつです。
また
- 過度のストレス
- 疲労
- 不規則な生活
などでもエストロゲンは過剰分泌してしまいます。
忙しい現代人、仕事で大きな責任を課せられたり、育児と家事によりストレスの溜まりやすい30代は特に、エストロゲンの過剰分泌の可能性が高まります。
その他、何らかの原因でホルモン治療を長く受け続けたひともエストロゲンの過剰分泌の可能性が高く、初潮が早くに来たなどという事も過剰分泌に関係します。
では、自らの力でエストロゲンを分泌する女性全てが、乳がんになるというとそうではなく、あくまでも確率の問題もありますし、少し多く分泌したらかといって乳がんになるわけではありません。
エストロゲンに良く似た働きをするエクオールは乳がんを誘発する?
ではここからが本題です。
エストロゲンがエストロゲン受容体と結びつき過剰にエストロゲン作用が起こることで、乳がんの発症が高まることはわかっていただけたかなと思います。
では今、ゆらぎ期と言われる更年期世代の女性に人気が高まってメディアや病院なども推奨しているエクオールは直接乳がんと関係があるのか?ということですが心配はほとんどありません。
というのも、確かにエクオールはエストロゲンの似た作用ががありますが、それとともにエストロゲンの過剰な作用を抑える効果もあるのです。
これを「抗エストロゲン作用」といいます。
エストロゲン受容体とエストロゲンが結び付く際、過剰にエストロゲン作用が働いてしまい、その刺激が乳がんを誘発するわけですが、
エクオールが体内にあれば、エストロゲンのかわりにエクオールがエストロゲン受容体と結びついてくれるので、過剰なエストロゲン作用は働きません。
下記の図をみてください。
出典:http://www.meno-sg.net/equol/kitai/index.html
実際にエクオールが体内にあることでエストロゲンとエストロゲン受容体を結びつくことを予防してくれていることがわかると思います。
そのため、エクオールを摂取したからといって乳がんになるリスクが高くなるという心配は極めて低いのです。
むしろ、エクオールを摂取した方が乳がんの発症率が下がる可能性だって考えられないわけではありません。
また、エクオールを特に摂取したい世代40代、50代は卵巣機能の低下により、エストロゲンの分泌が減少してしまいます。
減少したエストロゲンを補うために摂取するエクオールですから、乱用さえしなければエストロゲンが過剰分泌される事もないわけです。
エクオールは男性の前立腺がんも防ぐ可能性がある
エクオールには抗アンドロゲン作用もあると言われています。
アンドロゲンとは男性ホルモンのひとつで、このアンドロゲンが過剰に作用する事で、脱毛や男性の前立腺がんを誘発してしまいます。
しかし、エクオールが体内にある事によって、抗アンドロゲン作用が働きこれを防ぐ事が出来ると期待されています。
エクオールは女性だけのものだと思っている方も多いですが、実はそんなことはなく男性の方にも有効に働くことがわかっっています。

もし、ご夫婦が更年期に近い年齢であれば夫婦でエクオールサプリなどを摂取するのもおすすめですよ。
乳がんはホルモン補充療法での発症リスクがあがる
ちなみに、更年期の治療の1つであるホルモン補充療法は、エストロゲンやプロゲスチンといった女性ホルモンを補充するための治療ですが、実はこれには乳がんのリスクもあります。
実際に日本乳癌学会のホームページにも
更年期障害の治療に用いられるホルモン補充療法や,避妊の目的で用いられる経口避妊薬(ピル)は乳がん発症リスクを高めますか。?
という質問に対して
ホルモン補充療法の中でも,エストロゲン(卵胞(らんぽう)ホルモン)とプロゲスチン(プロゲステロンなどの黄体(おうたい)ホルモン)を併用する方法では,乳がん発症リスクは,わずかながら高くなることが確実です。ホルモン補充療法と乳がん発症リスクとの関連についての調査では,併用療法の普及に伴い乳がん発症リスクが高まるという報告が増えてきました。
引用:日本乳癌学会
このように回答しています。
少なからずホルモン補充療法はリスクがあると考えていいでしょう。
もちろん、すべての方が乳がんになる可能性があるわけではないですし、ならない人の方も多いとは思います。
病院が推奨している治療法でもありますから。
ただ、私は怖いのでホルモン補充療法は受けてません。
その代わりに、食生活を見直したり、エストロゲン似た作用が期待できるエクオールサプリを摂取してたりして対策をしています。
そして、これからも受けるつもりはないです。
リスクが少しでもある以上はやはり怖いですので、いくらホルモン補充療法が更年期に効果があるあからと言っても恐らくやらないでしょう。
ただ、それは私の個人的な意見でもあるので、本来ならホルモン補充療法と併用してエクオールを摂取していくのが1番いいかもしれませんが。
あくでも乳がんの可能性を考えれば『ホルモン補充療法をリスクを犯してまでやる必要はない』という意見の1つです。
できるなら病院や薬に頼らずに自分で対策して良くなるならその方が良いなと私は思っています。
あなたはどうですか?
エクオールは乳がんを引き起こすのではなくリスクを下げてくれる
エクオールは、「がんを引き起こすのではなく、男性の前立腺がん、女性の乳がん防いでくれるものだった」というの結論です。
エストロゲンは、女性にとってとても重要な女性ホルモンです。
過剰分泌による過剰な作用は乳がんを誘発させる恐れがありますが、その働きは適度になくてはなりません。
間違った情報で勝手にエクオールサプリを悪!と決めつけては、乳がんではない他の不調をもたらしてしまう事につながる可能性もあります。
私のように
ホルモン補充療法が怖い
自分でも更年期の対策をしたい
このように感じている方はエクオールサプリなどを活用してみてはいかがでしょうか?
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