更年期障害の、軽減や美容や健康に効果があると言われて、今話題に上がっているエクオール。
エクオールは、腸内細菌のエクオール産生菌と、イソフラボンが組み合わさることで作り出されます。
しかし、エクオールを作り出すだすのに、必要な腸内細菌を持っているかどうかは、人によって変わってきます。
日本人では、およそ半分の人は持っていると言われていますが、残りの人はいくらイソフラボンを摂取しても、エクオールを作り出すことはできません。
そんな女性に、オススメなのが「エクオールサプリメント」です。
ここ最近では、専門のお医者さんも推奨するほど、話題になっているサプリです
そんなエクオールサプリですが、サプリメント自体に副作用があるからと、抵抗があるという人も少なくありません。
ではエクオールサプリメントには副作用はあるのでしょうか?
エクオールサプリと副作用の関係性
エクオールというのは元々「腸内細菌であるエクオール産生菌と大豆などから摂取できるイソフラボンが合わさって体内で作られる物質」です。
体内で作られるということは、エクオールの成分自体には副作用はないということになります。
もし副作用があるとしたら、体内でエクオールを作り出すことができる人なら、すでに何かしらの副作用がているはずです。
カラダはそんな副作用がある物質を、基本的に体内で作り出すことはありません。
サプリメントと薬の違い
「エクオール自体には副作用がない」
ということがわかったけど、サプリメントには抵抗がある。
という人もいるでしょう。
サプリメントというのを薬だと勘違いしている人もいますが、サプリメントは薬ではありません。
薬であれば、副作用が起こる可能性があります。
しかし、サプリメントなどはあくまでも栄養補助食品です。
しっかりとメーカーで出している分量を守っていれば、基本的に副作用がおこることはありません。
サプリメントを飲んで副作用がでるということは、含まれている成分が強すぎる成分か、海外製のもので日本人には合わない成分などが、含まれている場合です。
エクオールサプリメントは、体内で作り出される成分と同じ成分を使っているので、副作用が起こる危険な成分などは入っていません。
ただし、人間の体は一人一人違います。
- エクオール以外に、含まれている成分が合わないという人。
- カラダの調子が悪い時。
- 食事の組み合わせなどたまたま悪かった。
そんな場合は、稀に副作用がでることもあるかもしれません。
ほとんどはないですが。
もし、副作用が出た場合は、体調が良くなったり、時間をおいてから、摂取するようにしてください
サプリメントの過剰摂取による被害
いくらエクオールサプリメントで、副作用が基本的にないといっても、メーカーが出している分量を守らずに過剰摂取に摂取してしまっては、副作用やカラダの調子が悪くなるかもしれません。
これはエクオールサプリメントに関わらず、どのサプリメントや食品でも同じことです。
例えば、ここ最近流行っている”糖質制限ダイエット”があります。
糖質制限ダイエットとは、糖質を摂らない代わりに、お肉などの糖質が入っていない食品は、たくさん食べてもいいというダイエットです。
これが短期間で、ダイエット効果があるからと今、女性だけではなく男性にも人気があるダイエットなのですが、これもやり過ぎるとカラダの調子がどんどん悪くなっていきます。
糖質制限ダイエットは、基本的に糖質は摂取しません。
その分、タンパク質である肉や、魚は制限なく摂取してもいいことになっています。
しかし、肉や魚を過剰に摂取すれば、それだけ動物性タンパク質の摂取が多くなるので、腸内環境が悪くなります。
※動物性タンパク質は摂取しすぎると悪玉菌が増えます。
それ以外にも、ダイエットの時によく食べる野菜のキャベツにしても、キャベツだけを過剰に摂取しても、
カロリーはそこまでないので太らないかもしれませんが、実はキャベツは体を冷やす効果があるので、食べ過ぎるとかえって、冷え性には逆効果になります。
このようにサプリメント以外でも、食品でも過剰摂取をするということは、カラダにとってマイナスになることが多くあるということです。
エクオールサプリとイソフラボンの同時の摂取時の注意点
エクオールサプリメントは、エクオールを直接摂取するサプリメントです。
大豆などに含まれているイソフラボンは、女性の健康に欠かすことが出来ない成分ですがイソフラボンも過剰摂取してしまうと、
女性ホルモンのバランスが崩れて、子宮外膜症のリスクが高くなります。
イソフラボンは基本的に2つの種類があり、
- 「アグリコン型イソフラボン」
- 「グリコシド型イソフラボン」
この2つに分かれています。
そしてグリコシド型イソフラボンは更に
- ゲニステイン
- ダイゼイン
- グリシテイン
この3つの種類にわけることができます。
元々エクオールが変換される前というのは、グリコシド型イソフラボンのダイゼインという成分が元なっています。
そのためイソフラボンを摂取して、それにプラスしてエクオールサプリメントを摂取すると、イソフラボンを過剰に摂取してしまうことになりかねません。
イソフラボン食品だけを摂取するのであれば、1日の目安の摂取量上限は約75mgです。
納豆なら2パックで約70mg、豆腐なら約1丁になります。
これにプラスしてエクオールサプリメントやイソフラボンサプリメントを摂取してしまうと、過剰摂取になってしまい女性ホルモンが乱れてしまう可能性があります。
ですので、もし1日でサプリメントにしろ食品からせよ、イソフラボンを摂り過ぎてしまった場合は、少しエクオールサプリメントなどは控えるなどしてください。
そうすれば過剰摂取になることはないので、副作用がおこることはまずありえません。
基本的には副作用の心配はないので安心しよう
エクオールサプリメントに副作用があるかどうか悩んでいて購入するか悩んでいた方。
エクオールサプリメントは過剰摂取しなければ、基本的に副作用がないということがわかって頂けたでしょうか?
更年期の症状はいつ起こるかわかりません。
今すでに症状がでている人は、もっとヒドイ症状がでるかもしれません。
そうなる前にしっかりと、エクオールサプリメントを使って更年期の予防や対策をしていきましょう。